海は怖くても楽しい!

2018年09月19日(水) | 保育

今年はなかなか海況の良い日と予定が合わず延期になって来たシーカヤック!

やっと海に出られました!

しかし、遠い遠いところにある台風22号のウネリがばっちり入っている葉山。ピークよりは落ちて来ているものの、判断が悩ましいところ。

風はほとんど無し。

いつも海のことを一緒にやって頂ける オーシャンファミリーと協議の上、時折入る大きなセットをやり過ごしての出艇と帰着で大丈夫だと判断し、海に出ることに。

いつもの葉山公園から大浜を見下ろす。

セットの間隔を年長児と数える。

1、2、3、おお!4つ目の波大きいぞ〜と子どもたちが叫ぶ。

セットが終わり、波が無くなる。そしてまた次のセットが綺麗なラインとなって見えて来る。

1、2、3、4、5、、、、うわ〜さっきの4個目よりも大きいのが来る〜〜〜と大興奮。

セットが終わるとまた波が無くなる。

そして、自分たちが出る長者の海岸を見る。

あれ?あそこには波があんまりないぞ!なんでだ?

するとHくんが「あそこすげ〜〜〜!」と小磯の先を指差す。

ちょっとビビリ気味になる子どもたち。

よし、じゃ、長者に行くよ!と声かけると「はい!」と気の引き締まった声で返事する子どもたち。

オーシャンファミリーの皆さんにご挨拶をして、自分たちでチームに分かれて年長児より出艇。

張り切る気持ちと裏腹にちょっと緊張している気持ち。両方が混在しているのが手に取るように分かるけれど、小さい子たちの前ではカッコつけちゃう年長児。

「俺たちが先にやるから、見てて!それで怖い人は乗らなくていいから。」なんて言っちゃってる。

セットの合間に1艇ずつ出艇し漕ぎ出す。波の影響の少ない場所で待機して、次々と合流。

合流するまでは何も声を出さなかったのに、仲間の顔が近くに見えて来ると「おーい!おーい!」と声を掛け合い、笑顔が見えて来る。

一気に緊張が溶けて来る様子が手に海上を飛び交う声から伝わって来る。

どっちを漕いだらどっちに動くのか?いろいろ確かめながらグルグル回る。海の上を自由自在に自分たちで漕ぎ進む。

どの艇も後ろの大人たちは漕がず、年長児だけで漕ぎ進める。

他の艇から大人の様子を見た子どもたちの目には「大人は全員サボっていた」と見えたらしい(笑)

大人は「次どっちに行く?」と聞くだけ。

こっちだ〜あっちだ〜と漕ぎ進め、目的のところに着くと、今度はあっちに行こう!と漕ぎ続ける。

気づけば、緊張よりも誇らしいような自信に漲っている姿になっている。

弱ったウツボちゃんが海の表面に時折顔を出しながら泳いでいるのを発見。自分たちでカヤックを操り側まで行って見てみる。(本当はちょっと手伝ったけどね)

次は海ちゃんたちに交代しようか?と一度浜に戻る。

乗り方、漕ぎ方をしっかりとレクチャーしてくれるおひさまたち。

ドキドキしながらもうみちゃんたちも海へ!

頑張って漕ぎきる子、遊覧船状態の子といたけど、おひさまと一緒のことが出来ることが何よりも嬉しそうだった。

戻って、またおひさまと交代。

海の上から見る空に広がる雲、三ヶ岡の山々、沖で大きなウネリを乗り越える感覚、浜で待っている後輩たちの声。

どれもが子どもたちの身体中に染み込んだはず!

オーシャンファミリーの皆さん ありがとうございました!!

 

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